オープンスペースとボランティア受け入れについて【3月28日現在】

  • 2020.03.28 Saturday
  • 16:03

いつもご支援ありがとうございます。

 

新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し、石巻ベースでは、3月2日よりオープンスペースとボランティアの受け入れをお休みしています。

東北地方でも感染者が増えつつあり、収束の兆しが見えないことから、期限を決めず、当面お休みを延長することに決めました。

スタッフはベースの環境整備や小物づくり、地域の方々へ電話での安否確認やメッセージカードの投函を行っています。

一日も早く、事態が収束し、地域の皆さんやボランティアさんと一緒に過ごす日がきますように、スタッフ一同お祈りしております。

 

2020年3月28日

カリタス石巻ベース

ベース長 濱山麻子

東日本大震災から丸9年が経ちました

  • 2020.03.11 Wednesday
  • 11:47

東日本大震災から今日で丸9年となりました。

宮城県は朝から青空が広がっています。

東日本大震災で亡くなられた方、大切な人を亡くされた方、今も辛い思いをされている方々のためにお祈りしています。

 

コロナウイルス感染拡大を防ぐため、カリタス石巻ベースは通常の活動をお休みしていますが、地域の方々へカリタスからの思いを伝えよう、と、大通りに面した窓にメッセージを貼りました。

 

 

石巻ベースのこれまでの歩みを振り返ると、街の様子、被災された方々のくらしやお顔の表情の変化に気づきます。

そして、地域の方々、ボランティアさん、全国の支援者の方々とのつながりに支えられていることに、改めて感謝の気持ちがこみ上げてきます。

形を変えつつも、「カリタスはいつもあなたと一緒」と伝えていけますように。

 

石巻ベースオープンスペース休業のお知らせ

  • 2020.03.02 Monday
  • 10:58

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

連日、新型コロナウイルスによる感染症の拡大と重篤な症例が報告され、厚生労働省の専門家会議から具体的な見解が示されています。また、2月29日にはついに宮城県内でも感染者が確認されました。

これらのことを受け、カリタス石巻ベースでは、本日3月2日(月)から3月22日(日)まで、オープンスペースをお休みすることとしました。この間に予定していたイベントは延期または中止、ホール、会議室の貸し切り利用はすべてキャンセルさせていただきます。

なお、3月23日(月)以降については、状況を見て判断したいと考えています。

また、3月いっぱいはボランティアの受け入れも停止します。

 

カリタスで過ごすことを楽しみに、毎日たくさんの方が集まってくださることは、スタッフにとっての大きな喜びですので、このような判断をするのは容易なことではありませんでした。どうかご理解をいただきますようお願い申し上げます。一日も早い事態の収束と、皆様と元気にお会いできることを願っています。

東日本大震災から9年となる3月11日(水)に予定しておりました「祈りの時間」もベースの行事としては中止せざるを得ませんが、スタッフ一同心を合わせてお祈りしたいと思います。

 

2020年3月2日

カリタス石巻ベース 

スタッフ一同

楽しい昼食会&ゲーム大会

  • 2020.02.04 Tuesday
  • 11:23

1月29日、石巻ベースでは「楽しい昼食会&ゲーム大会」を開催しました。

昼食会の企画はだいぶ前から立てていたのですが、「食事をした後に、集まった全員でさらに楽しいことを共有できたらいい」というスタッフの一声に、「簡単なゲームをみんなでやってみよう!」となったのでした。

 

昼食のメニューは、郷土料理「おくずかけ」。

たくさんの野菜に糸こんにゃくや油揚げ、豆麩などを入れて、片栗粉でとろみをつけ、麺も入った汁物です。

前日から仕込みをして、当日の午前中、女性スタッフと地元のボランティアさんが腕を振るいました。

11時半の開始を前に、たくさんの方が楽しみに集まってこられました。

ときどき戸別訪問にうかがっている市内の女性にも、「お迎えにいきますから、ぜひ」と声をかけると、お友だちを誘って参加してくださいました。

大きめのどんぶりでたっぷり提供したところ、雨降りの寒い日だったことも手伝って、「おいし〜い!」と皆さん喜んでくださり、お代わりの声が上がりました。

「うちでは厚揚げを入れる」「貝柱を入れるとだしが出る」「うちはさつまあげ」など、おくずかけはそれぞれのご家庭の作り方があるようで、そのお話にも花が咲いていました。

 

昼食会の後、午後からはゲーム大会です。お天気を気にして、食事の後は帰る方が多いかな?と思っていたら、29人の参加がありました!

今回のプログラムは「顔面福笑い」と「風船バレー」「棒サッカー」。

「顔面福笑い」は、画用紙で作った目鼻口のパーツを、周りの人の手を借りながら自分の顔に貼り付けます。

 

初めは戸惑い気味だった方も、隣の人の顔を見るうちにだんだんとほぐれてきました。

 

「風船バレー」では、「くだもの」「野菜」「人の苗字」などテーマを決めて、風船を触ると同時に言葉も言ってみようというルールでやってみました。手は動くものの、打った後にやっと「…りんご!」と言葉が出たり、難しいテーマになると皆さん考えるのに一生懸命で誰も手を出さないという展開に、お互いに笑いが起こっていました。

最後には29人全員で、100回ラリーに挑戦、みごと成功でした。

 

最後は「棒サッカー」。

向かい合わせに全員が座って、買い物かごのゴールを両端に置きます。新聞紙を丸めて作った棒を持ち、この棒だけでボールを操ってゴールを狙います。

ルールは「椅子から立たない」「人を叩かない」という2つ。

まずはやってみましょう、とスタートすると、一気に会場の熱気が高まり、白熱の試合となりました!!

 

熱中のあまり、新聞紙の棒がたちまちフニャフニャになってしまったほどです。

ふだん、足腰が痛かったり杖を使っている方も、皆さん「それー!」「いけー!」と大声をあげて大熱戦が繰り広げられました。

終了後には、皆さん息が上がって体中ホカホカになっていました。

 

お茶で一服した後は「楽しかったね!」「久しぶりに動いた〜」「またやろう!」「今日はよく眠れそう」と言いながら、皆さんお帰りになりました。

これまであまり交流のなかった方同士がたまたま隣同士で過ごし、終了後にお茶を飲みながらしばらくおしゃべりをして、お友だちになっていた様子が見られたのもうれしいことでした。

これからも、誰もが気軽に参加して一緒に楽しめる企画をしていきたいと思います。

 

***

3月11日(水)の午後は、今年もオープンスペースに祈りの空間を作ります。

一緒に過ごしたい方、どなたもお越しください。

前後の日を含めたボランティアに限らず、その時間だけのお立ちよりも歓迎いたします。

ボランティアのご希望は、仙台教区サポートセンターへお願いします。→お申し込みはこちらから

 

2020年もよろしくお願いします!

  • 2020.01.07 Tuesday
  • 12:27

新年あけましておめでとうございます。

石巻ベースは、昨日1月6日から、2020年の活動をスタートしました。

気づけばこちらのブログの更新がすっかり滞っており、いつもご覧いただいている皆様へ、石巻ベースの様子をお伝えできていませんでした。

今年はまめに更新をしていきたいと思います。

今回は、2019年8月以降の石巻ベースの様子をご紹介します。

 

まずは8月8日、毎年恒例となりました、すすきだ音楽隊によるコンサート。

マリンバ、ヴァイオリン、ピアノ、三味線、そして今回は落語もコラボという楽しいコンサートでした。

「ペールギュント」では落語家の春風亭愛橋さんの語りと、楽器の演奏に皆さんが引き込まれていました。

音楽隊のメンバーは石巻の皆さんともすっかりおなじみ、演奏会の後のお茶っこでは、再会を喜ぶ笑顔がいっぱいでした。

翌日8月9日には、東松島市野蒜ケ丘の集会所でもコンサートが開かれました。

こちらでは地域の皆さんが会場設営などをしてくださり、たくさんの方が集まって楽しんでいらっしゃいました。

 

10月には、ボランティアさんが先生になって、自然素材を使ったリースづくりを教えてくださいました。

ベースではボランティアさんに教えていただきながら、松ぼっくりを漂白して脱色したり、ヤシャブシやスズカケなどの木の実にひとつひとつワイヤーをつけたりという下準備を、利用者さんたちと一緒に2か月以上前から進めていました。また、アジサイをたくさん植えている修道院にお願いして、ドライフラワーにしていただいたり、ヒイラギがあるお宅からは葉を分けていただいたり…たくさんの方のご協力をいただいて当日を迎えました。

 

 

参加した皆さんは、苦労しながらも「こんな実があるんだね」「できあがるのが楽しみだね」と言いながら、全員完成させることができました。できあがったリースを、皆さん大事そうに抱えて帰られました。

準備から完成まで、良い体験ができ、皆さんとても喜んでおられました。

 

10月末、世間はハロウィーンで盛り上がっている中、誰からともなく「カリタスでもハロウィーンやって、みんなで楽しむべし」と声が上がり、10月31日には、皆さんが思い思いの仮装で登場! なんと仮装したまま自転車で来られた方もいて、周りの方を驚かせていました。「きよしのズンドコ節」などの曲に合わせて踊りが続き、大爆笑のひと時となりました。

この日来られたボランティアさんは、何事か!とビックリした様子でしたが、あっという間にその輪の中に取り込まれていました。

 

11月には、嬉しいことに新しいスタッフを一人迎えることができました。

2019年に入ってからそれまで細々と続けていた戸別訪問を、定期的に行えるようになりました。オープンスペースを開けることと並行して、以前仮設住宅で関わっていた方々とのつながりも大切にしていきたいと考えています。

 

11月25日には、東京で「教皇と東日本大震災被災者との集い」が開かれました。カリタスのマークを背景に、フランシスコ教皇様から被災した方々への祈りと励まし、そして支援活動に取り組む人々へも力強いメッセージをいただきました。

地元スタッフが教皇様と並んだシーンもあり、後日、戸別訪問に行ったお宅で、その様子をテレビで偶然見たという方が、「お茶っこに来ていたあのカリタスさんだ」と気づいてびっくりした、と話してくださいました。

教皇と被災者との集い 被災者代表の10名の方々とフランシスコ教皇様

 

11月には、仙台の「心の港」で2年間活動し、石巻ベースに何度も来てくださったベトナム人のボランティアさんが、帰国を前にベトナム料理を作ってくださいました。オープンスペースの常連さんたちは、皆さん彼女と仲良しになっていたので、おいしい生春巻きをいただきながらも、別れを惜しんでいました。

元気でいてね!

 

12月に入ってからは、ベースはクリスマスのムードいっぱいになりました。

2019年のクリスマスのテーマは「誰かのために」。

カリタスに集まる誰か、もしかしたら寂しい思いをしている誰かのために、プレゼントとクリスマスカードを皆さんで準備しました。

色とりどりのオーナメントはできあがるとツリーへ飾り、カードには1枚ずつ無記名で「誰かに贈りたい言葉」「自分がこれまでにかけてもらって励まされた言葉」を書きました。

 

そして迎えた12月20日のクリスマス会。

48名のお客様、そして仙台、石巻、横浜から11名のボランティアさんも加わって、にぎやかなクリスマス会となりました。

仙台、塩釜地区の小教区によるボランティアグループ「チーム・カリタス仙塩」、そして「心の港」のメンバーによる演奏にのせてみんなでクリスマスソングを歌ったり、利用者さんの先導で身振り手振りを交えながら歌ったり踊ったり。ふだん、カリタスの会議室で練習をしている詩吟の会の皆さんが、練習の成果を聞かせてくださる時間もありました。

スタッフも「靴屋のマルチン」の朗読劇を頑張りました。

会の終わりにはサンタさんが登場し、お菓子とクリスマスカードを詰めた袋を一人ずつお渡しして、さらにクリスマスツリーから、オーナメントを外してお持ち帰りいただきました。

プレゼントとして皆さんにお渡ししたお菓子、会の間、皆さんにお出ししたケーキは、支援者の方々からお贈りいただいたものです。

たくさんの「誰かのために」という思いが集まった、温かいクリスマス会となりました。

 

かなりはしょってしまいましたが、石巻ベースの2019年夏からの様子をご紹介しました。

2020年も、オープンスペースに来られる方々、これまでつながってくださっているお一人お一人を大切に、楽しく安心して過ごせるひとときを皆さんに提供できたらと思います。

今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

台風19号災害ボランティア

  • 2019.10.18 Friday
  • 15:00

大変久しぶりの更新となりました。

 

台風19号災害について、全国の方々から、石巻ベースにもご心配をいただき、ありがとうございます。

幸いにも石巻ベースでは浸水をまぬがれ、スタッフも無事でした。

しかし、市内でも大変な被害が出ているところがあり、近隣の大崎市や涌谷町でも被害が出ています。

 

石巻ベースでは、台風被災地でのボランティアに参加する方へ、ベースを宿泊場所として提供します。

申し込みは、仙台教区サポートセンターのブログからお願いいたします。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

七夕パーティー

  • 2019.07.12 Friday
  • 12:34

宮城県は雨と梅雨寒が続いています。夏空が待ち遠しいこの頃です。

 

7月5日、石巻ベースでは「七夕パーティー」を開きました。

これまでの七夕まつりは、オープンスペースとベース裏の駐車場も使い、縁日形式で食べ物やゲームコーナーを設けていましたが、今年はガラッと雰囲気を変えて、オープンスペースだけで完結する、昼食会と仮装パーティーを企画しました。

 

昼食のメニューは、夏らしくそうめん、山形風だし、味噌おでん、夏野菜の揚げ焼き、あんみつでした。

「だし」はなすやきゅうりなどの夏野菜と昆布を細かく切り、しょうゆで味付けした山形の郷土料理です。オープンスペースの常連さんで、飲食店で働いた経験がある方が、いろいろな秘訣をご存じだったので、「ぜひ教えてほしい」とお願いして、前日に仕込みをしていただきました。ほかに6名の方が手伝いに来てくださり、ベースの厨房では女性たちの活気ある声にあふれていました。

この日、仙台から来てくださったボランティアさんには、ゲームの参加者にお渡しするメダルを作っていただきました。厨房の声を聞きながら、「にぎやかで、楽しいね。明日来られなくて残念だ」とおっしゃっていました。

 

迎えた当日、お天気が心配でしたが、予報が外れて朝から青空が広がりました。

そうめんや他のメニューもそろい、会議室は仮装のための支度部屋として整えました。

着物やこれまでのイベントで使った衣装、かつらに化粧道具など

 

開始の11時前から、仮装したスタッフが入口でお出迎え。皆さん、「誰だろう?」という怪訝そうな顔をして近づいてこられ、正体が分かると大笑いしていました。仮装は、ベースで着替えるもよし、家にあるちょっと派手目な服を着てくるもよし、とお伝えしていました。いつもシックな色を着ている方が、「スカートをはいてこようかと思ったけど、このくらいにしといた!」と、明るいピンク色の服を着てしっかりお化粧をしてこられました。

開会のあいさつの後、まずは楽しい昼食会。「だしがおいしいね」「味噌の味もちょうどいい」と喜ばれました。お腹が満たされると、余興が始まりました。マジックのご披露、踊り、この日のために練習してこられたという「青葉城恋唄」に民謡、思い思いに仮装した皆さんが「北国の春」と「チューリップ」の歌に合わせての体操と踊りと続き、さらに全員参加でパン食い競争もしました。仙台から来てくださった「心の港」のメンバーも、楽器に歌、踊りと大活躍でした。

 

 

 

 

 

来場者はおよそ35名。来られた方皆さんが主役になって楽しんでくださったと思います。

準備の段階から、参加者の方々からたくさんのアイディアをいただき、ボランティアもスタッフも一緒に楽しむことができました。

笑顔がいっぱいの一日、ありがとうございました!

 

 

エッグアート

  • 2019.06.11 Tuesday
  • 11:50

5月29日、オープンスペースで、「エッグアート体験」を行いました。

この春から定期的に来てくださっているボランティアさんがとても多趣味な方で、4月には書道体験をしてくださいました。「身近な材料でみんなで楽しめるものを」ということで、今回は卵の殻に絵を描いて楽しみましょうということになりました。

卵に穴をあけて、中身を取りだし(中身はもちろんおいしくいただきました)、ラップの芯を切ったものを台座として貼り付けて、と事前の準備がたくさんありましたが、固いラップの芯を切る作業を、男性の利用者さんが手伝ってくださったり、見本の作品を見て、「いつやるの?」「どうやって中身を出したの?」と興味を持って聞かれる場面もありました。

 

下準備が済んだ卵。

 

そして当日、オープンスペースを開けてすぐに、ボランティアさん、スタッフも驚くくらい、たくさんの人が集まってこられました。「しばらく忙しくて来られなかったけど、今日はどうしても来たかったんです」と言う方もいて、皆さん楽しみにしてくださったことが分かりました。

油絵具で描くテーブルと、ペンや色鉛筆で描くテーブルに分かれて、「絵心がないから困ったな〜」と言いながら、皆さん集中して描いていました。油絵具は初めて触れる人が多く、発色の良さも含めて楽しまれていたようです。

「自分は描かない」という人も、みんなの様子をのぞきに来ては「いいごだ」「きれいだね!」と声をかけていました。

 

 

台座にリボンを結んで、色とりどりの卵ができあがり。

 

仕上げにラッカーをかけて、次の日から皆さんにお持ち帰りいただきました。

楽しい思い出とともに、皆さん大事そうに抱えて帰られました。

身近にあるものを、素敵な作品に生まれ変わらせる楽しみを味わうことができました。

 

2019お花見

  • 2019.04.11 Thursday
  • 12:22

やっと東北にも桜の便りが届き始めたと思ったら、10日夜から雪が降り積もり、一面の雪景色となりました。

今年は冬がなかなか去っていきません。これが最後の雪になるといいのですが・・・

 

雪が降る前の10日日中、石巻ベースはお花見を行いました。

去年はマイクロバスを借りて遠足に行きましたが、席数に限りがあるため、今年はベースの徒歩圏内、日和山公園に現地集合ということにしてみました。とはいっても、歩くのは大変!という方のために、ベースから車での送迎も行うことにしました。

ご近所という気楽さもあってか、これまでの遠足に参加したことがなかった男性たちも参加され、また、以前仮設住宅のお茶会で関わっていた方にもお声掛けをしたところ、お一人が参加され、参加者の中にお知り合いが何人かおられて、出発前から笑顔が見られました。

 

数日前から冷え込んでいたので、お天気と桜の開花状況が気になっていましたが、朝、曇り空ではあるものの風がなく「これなら大丈夫そうだね」とスタッフはまずひと安心。

公園では斜面いっぱいに植えられているソメイヨシノはまだ開きかけでしたが、早咲きの桜や梅、つばき、そして大きなしだれ桜一本がきれいに咲いていました。皆さん、到着すると「あらーきれいに咲いてたね!」「実は日和山公園でお花見するのは初めてなんだよね」と言いながら、あちこち散策していました。(ちなみに、日和山公園はツツジの名所でもあります。)

 

 

全員そろって、まずは桜の下で記念撮影。そして温かいお茶とお弁当をいただきました。食後、誰からともなく「歌って!」と声がかかり、みんなで「花」「さくらさくら」を合唱。民謡の大変上手な女性が「港節」(石巻の風物が盛り込まれた民謡)を歌うと、いつもオープンスペースでは静かに新聞を読んでいる男性が「ドンパン節」を披露してくださり、そのうちに「よし、踊ろう!」という声があがって、みんなで「大漁唄い込み」に合わせて「大漁踊り」を踊りました。毎年、石巻の「川開き祭り」で踊られるものですが、みんなうろ覚えで、「なんだっけ?」「なんだかおかしいね」と笑いながら踊りました。お隣でお花見をしていたグループにも、「まざらいん!」と声をかけて踊りの輪に加わっていただきました。

 

 

体が冷える前に、1時間半ほどでお開きとしましたが、その後、大多数の方がベースのオープンスペースへ移動されました。帰りの車の中で、「良かったね」「楽しかったね」という声が皆さんから出て、嬉しくなりました。

皆さん、オープンスペースに着いて温かいお茶を飲みながら、お花見の余韻に浸って、たっぷりとお喋りをして過ごしておられました。終始、笑顔が絶えない一日となりました。

今回はボランティアさんの参加がなかったのですが、参加者の皆さんが自然に荷物運びをしてくださったり、声を掛け合ってくださったおかげで、とてもスムーズに、和やかな雰囲気で時間が過ぎていきました。「カリタスで出会った仲間たち」が、お互いを大切に思いあう温かい空気で包まれているように感じました。

 

新年度初のイベントは成功!ということで、この後も、いろいろな可能性を探りながら、誰もが安心して楽しめることを考えていきたいと思います。

 

マレット修理講習会

  • 2019.04.02 Tuesday
  • 11:10

桜の便りが聞こえてきたと思いきや、週末は雪が積もり、宮城は冬に戻ったような気温が続いています。

オープンスペースに来られた方も、「クリーニングに出してしまっておいた冬物のオーバーをまた出して着てきた」とおっしゃるほど。本格的な春が待ち遠しくなります。

 

3月28日・29日、石巻ベースのオープンスペースでは、「マレット修理講習会」が行われました。

「マレット」は様々な打楽器のバチのことです。

これまで、仮設住宅やオープンスペースで何度もコンサートを開いてくださっている「すすきだ音楽隊」のメンバー、すすきだ真樹さんが2月にたまたまベースに立ち寄られ、様々な手作業を楽しんでいる皆さんの様子を見て、「私が指導している石巻市の釜小学校の生徒たちのために、マレットの修理を手伝っていただけませんか」と相談してこられたのです。一生懸命に練習をするとマレットはそれだけ摩耗してしまうのですが、子どもたちの手で修理をするのは難しいのだそうです。

さっそくオープンスペースで、手伝ってくださる人を募ったところ、10人ほどの方が手を挙げてくださいました。

 

1日目はティンパニ・マレットの講習会。

すすきださんご夫妻と、講師として仙台フィルハーモニー管弦楽団の三上恭伸さんが来てくださいました。

ティンパニ・マレットは、「ダンバー・フェルト」という楽器用のフェルトを使います。

 

 

 

2日目は、マリンバ・マレットの講習会。

この日の講師は誉田広耶さんが務めてくださいました。

 

マリンバ・マレットには、毛糸をまいていきます。

両日とも2時間ほどの講習でしたが、参加者の皆さんはとても集中して取り組んでいらっしゃいました。

 

できあがったマレットで、シロフォンを鳴らす参加者の皆さん。

誇らしげな表情でした!

釜小学校の子どもたちも参加してくださり、衣替えしたマレットを手にして嬉しそうでした。

 

これからどのくらいのペースで修理の依頼があるか分かりませんが、オープンスペースの利用者さんたちが楽しみながら、地域の学校、子どもたちとのつながりが続いていくといいなと思います。

新たなご縁ができたことに感謝です。

 

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カリタス石巻ベース

986-0875
石巻市末広町3-14
ベースへのアクセス
TEL:0225-24-9858
FAX:0225-24-9860

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