楽しい昼食会&ゲーム大会

  • 2020.02.04 Tuesday
  • 11:23

1月29日、石巻ベースでは「楽しい昼食会&ゲーム大会」を開催しました。

昼食会の企画はだいぶ前から立てていたのですが、「食事をした後に、集まった全員でさらに楽しいことを共有できたらいい」というスタッフの一声に、「簡単なゲームをみんなでやってみよう!」となったのでした。

 

昼食のメニューは、郷土料理「おくずかけ」。

たくさんの野菜に糸こんにゃくや油揚げ、豆麩などを入れて、片栗粉でとろみをつけ、麺も入った汁物です。

前日から仕込みをして、当日の午前中、女性スタッフと地元のボランティアさんが腕を振るいました。

11時半の開始を前に、たくさんの方が楽しみに集まってこられました。

ときどき戸別訪問にうかがっている市内の女性にも、「お迎えにいきますから、ぜひ」と声をかけると、お友だちを誘って参加してくださいました。

大きめのどんぶりでたっぷり提供したところ、雨降りの寒い日だったことも手伝って、「おいし〜い!」と皆さん喜んでくださり、お代わりの声が上がりました。

「うちでは厚揚げを入れる」「貝柱を入れるとだしが出る」「うちはさつまあげ」など、おくずかけはそれぞれのご家庭の作り方があるようで、そのお話にも花が咲いていました。

 

昼食会の後、午後からはゲーム大会です。お天気を気にして、食事の後は帰る方が多いかな?と思っていたら、29人の参加がありました!

今回のプログラムは「顔面福笑い」と「風船バレー」「棒サッカー」。

「顔面福笑い」は、画用紙で作った目鼻口のパーツを、周りの人の手を借りながら自分の顔に貼り付けます。

 

初めは戸惑い気味だった方も、隣の人の顔を見るうちにだんだんとほぐれてきました。

 

「風船バレー」では、「くだもの」「野菜」「人の苗字」などテーマを決めて、風船を触ると同時に言葉も言ってみようというルールでやってみました。手は動くものの、打った後にやっと「…りんご!」と言葉が出たり、難しいテーマになると皆さん考えるのに一生懸命で誰も手を出さないという展開に、お互いに笑いが起こっていました。

最後には29人全員で、100回ラリーに挑戦、みごと成功でした。

 

最後は「棒サッカー」。

向かい合わせに全員が座って、買い物かごのゴールを両端に置きます。新聞紙を丸めて作った棒を持ち、この棒だけでボールを操ってゴールを狙います。

ルールは「椅子から立たない」「人を叩かない」という2つ。

まずはやってみましょう、とスタートすると、一気に会場の熱気が高まり、白熱の試合となりました!!

 

熱中のあまり、新聞紙の棒がたちまちフニャフニャになってしまったほどです。

ふだん、足腰が痛かったり杖を使っている方も、皆さん「それー!」「いけー!」と大声をあげて大熱戦が繰り広げられました。

終了後には、皆さん息が上がって体中ホカホカになっていました。

 

お茶で一服した後は「楽しかったね!」「久しぶりに動いた〜」「またやろう!」「今日はよく眠れそう」と言いながら、皆さんお帰りになりました。

これまであまり交流のなかった方同士がたまたま隣同士で過ごし、終了後にお茶を飲みながらしばらくおしゃべりをして、お友だちになっていた様子が見られたのもうれしいことでした。

これからも、誰もが気軽に参加して一緒に楽しめる企画をしていきたいと思います。

 

***

3月11日(水)の午後は、今年もオープンスペースに祈りの空間を作ります。

一緒に過ごしたい方、どなたもお越しください。

前後の日を含めたボランティアに限らず、その時間だけのお立ちよりも歓迎いたします。

ボランティアのご希望は、仙台教区サポートセンターへお願いします。→お申し込みはこちらから

 

2020年もよろしくお願いします!

  • 2020.01.07 Tuesday
  • 12:27

新年あけましておめでとうございます。

石巻ベースは、昨日1月6日から、2020年の活動をスタートしました。

気づけばこちらのブログの更新がすっかり滞っており、いつもご覧いただいている皆様へ、石巻ベースの様子をお伝えできていませんでした。

今年はまめに更新をしていきたいと思います。

今回は、2019年8月以降の石巻ベースの様子をご紹介します。

 

まずは8月8日、毎年恒例となりました、すすきだ音楽隊によるコンサート。

マリンバ、ヴァイオリン、ピアノ、三味線、そして今回は落語もコラボという楽しいコンサートでした。

「ペールギュント」では落語家の春風亭愛橋さんの語りと、楽器の演奏に皆さんが引き込まれていました。

音楽隊のメンバーは石巻の皆さんともすっかりおなじみ、演奏会の後のお茶っこでは、再会を喜ぶ笑顔がいっぱいでした。

翌日8月9日には、東松島市野蒜ケ丘の集会所でもコンサートが開かれました。

こちらでは地域の皆さんが会場設営などをしてくださり、たくさんの方が集まって楽しんでいらっしゃいました。

 

10月には、ボランティアさんが先生になって、自然素材を使ったリースづくりを教えてくださいました。

ベースではボランティアさんに教えていただきながら、松ぼっくりを漂白して脱色したり、ヤシャブシやスズカケなどの木の実にひとつひとつワイヤーをつけたりという下準備を、利用者さんたちと一緒に2か月以上前から進めていました。また、アジサイをたくさん植えている修道院にお願いして、ドライフラワーにしていただいたり、ヒイラギがあるお宅からは葉を分けていただいたり…たくさんの方のご協力をいただいて当日を迎えました。

 

 

参加した皆さんは、苦労しながらも「こんな実があるんだね」「できあがるのが楽しみだね」と言いながら、全員完成させることができました。できあがったリースを、皆さん大事そうに抱えて帰られました。

準備から完成まで、良い体験ができ、皆さんとても喜んでおられました。

 

10月末、世間はハロウィーンで盛り上がっている中、誰からともなく「カリタスでもハロウィーンやって、みんなで楽しむべし」と声が上がり、10月31日には、皆さんが思い思いの仮装で登場! なんと仮装したまま自転車で来られた方もいて、周りの方を驚かせていました。「きよしのズンドコ節」などの曲に合わせて踊りが続き、大爆笑のひと時となりました。

この日来られたボランティアさんは、何事か!とビックリした様子でしたが、あっという間にその輪の中に取り込まれていました。

 

11月には、嬉しいことに新しいスタッフを一人迎えることができました。

2019年に入ってからそれまで細々と続けていた戸別訪問を、定期的に行えるようになりました。オープンスペースを開けることと並行して、以前仮設住宅で関わっていた方々とのつながりも大切にしていきたいと考えています。

 

11月25日には、東京で「教皇と東日本大震災被災者との集い」が開かれました。カリタスのマークを背景に、フランシスコ教皇様から被災した方々への祈りと励まし、そして支援活動に取り組む人々へも力強いメッセージをいただきました。

地元スタッフが教皇様と並んだシーンもあり、後日、戸別訪問に行ったお宅で、その様子をテレビで偶然見たという方が、「お茶っこに来ていたあのカリタスさんだ」と気づいてびっくりした、と話してくださいました。

教皇と被災者との集い 被災者代表の10名の方々とフランシスコ教皇様

 

11月には、仙台の「心の港」で2年間活動し、石巻ベースに何度も来てくださったベトナム人のボランティアさんが、帰国を前にベトナム料理を作ってくださいました。オープンスペースの常連さんたちは、皆さん彼女と仲良しになっていたので、おいしい生春巻きをいただきながらも、別れを惜しんでいました。

元気でいてね!

 

12月に入ってからは、ベースはクリスマスのムードいっぱいになりました。

2019年のクリスマスのテーマは「誰かのために」。

カリタスに集まる誰か、もしかしたら寂しい思いをしている誰かのために、プレゼントとクリスマスカードを皆さんで準備しました。

色とりどりのオーナメントはできあがるとツリーへ飾り、カードには1枚ずつ無記名で「誰かに贈りたい言葉」「自分がこれまでにかけてもらって励まされた言葉」を書きました。

 

そして迎えた12月20日のクリスマス会。

48名のお客様、そして仙台、石巻、横浜から11名のボランティアさんも加わって、にぎやかなクリスマス会となりました。

仙台、塩釜地区の小教区によるボランティアグループ「チーム・カリタス仙塩」、そして「心の港」のメンバーによる演奏にのせてみんなでクリスマスソングを歌ったり、利用者さんの先導で身振り手振りを交えながら歌ったり踊ったり。ふだん、カリタスの会議室で練習をしている詩吟の会の皆さんが、練習の成果を聞かせてくださる時間もありました。

スタッフも「靴屋のマルチン」の朗読劇を頑張りました。

会の終わりにはサンタさんが登場し、お菓子とクリスマスカードを詰めた袋を一人ずつお渡しして、さらにクリスマスツリーから、オーナメントを外してお持ち帰りいただきました。

プレゼントとして皆さんにお渡ししたお菓子、会の間、皆さんにお出ししたケーキは、支援者の方々からお贈りいただいたものです。

たくさんの「誰かのために」という思いが集まった、温かいクリスマス会となりました。

 

かなりはしょってしまいましたが、石巻ベースの2019年夏からの様子をご紹介しました。

2020年も、オープンスペースに来られる方々、これまでつながってくださっているお一人お一人を大切に、楽しく安心して過ごせるひとときを皆さんに提供できたらと思います。

今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

台風19号災害ボランティア

  • 2019.10.18 Friday
  • 15:00

大変久しぶりの更新となりました。

 

台風19号災害について、全国の方々から、石巻ベースにもご心配をいただき、ありがとうございます。

幸いにも石巻ベースでは浸水をまぬがれ、スタッフも無事でした。

しかし、市内でも大変な被害が出ているところがあり、近隣の大崎市や涌谷町でも被害が出ています。

 

石巻ベースでは、台風被災地でのボランティアに参加する方へ、ベースを宿泊場所として提供します。

申し込みは、仙台教区サポートセンターのブログからお願いいたします。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

七夕パーティー

  • 2019.07.12 Friday
  • 12:34

宮城県は雨と梅雨寒が続いています。夏空が待ち遠しいこの頃です。

 

7月5日、石巻ベースでは「七夕パーティー」を開きました。

これまでの七夕まつりは、オープンスペースとベース裏の駐車場も使い、縁日形式で食べ物やゲームコーナーを設けていましたが、今年はガラッと雰囲気を変えて、オープンスペースだけで完結する、昼食会と仮装パーティーを企画しました。

 

昼食のメニューは、夏らしくそうめん、山形風だし、味噌おでん、夏野菜の揚げ焼き、あんみつでした。

「だし」はなすやきゅうりなどの夏野菜と昆布を細かく切り、しょうゆで味付けした山形の郷土料理です。オープンスペースの常連さんで、飲食店で働いた経験がある方が、いろいろな秘訣をご存じだったので、「ぜひ教えてほしい」とお願いして、前日に仕込みをしていただきました。ほかに6名の方が手伝いに来てくださり、ベースの厨房では女性たちの活気ある声にあふれていました。

この日、仙台から来てくださったボランティアさんには、ゲームの参加者にお渡しするメダルを作っていただきました。厨房の声を聞きながら、「にぎやかで、楽しいね。明日来られなくて残念だ」とおっしゃっていました。

 

迎えた当日、お天気が心配でしたが、予報が外れて朝から青空が広がりました。

そうめんや他のメニューもそろい、会議室は仮装のための支度部屋として整えました。

着物やこれまでのイベントで使った衣装、かつらに化粧道具など

 

開始の11時前から、仮装したスタッフが入口でお出迎え。皆さん、「誰だろう?」という怪訝そうな顔をして近づいてこられ、正体が分かると大笑いしていました。仮装は、ベースで着替えるもよし、家にあるちょっと派手目な服を着てくるもよし、とお伝えしていました。いつもシックな色を着ている方が、「スカートをはいてこようかと思ったけど、このくらいにしといた!」と、明るいピンク色の服を着てしっかりお化粧をしてこられました。

開会のあいさつの後、まずは楽しい昼食会。「だしがおいしいね」「味噌の味もちょうどいい」と喜ばれました。お腹が満たされると、余興が始まりました。マジックのご披露、踊り、この日のために練習してこられたという「青葉城恋唄」に民謡、思い思いに仮装した皆さんが「北国の春」と「チューリップ」の歌に合わせての体操と踊りと続き、さらに全員参加でパン食い競争もしました。仙台から来てくださった「心の港」のメンバーも、楽器に歌、踊りと大活躍でした。

 

 

 

 

 

来場者はおよそ35名。来られた方皆さんが主役になって楽しんでくださったと思います。

準備の段階から、参加者の方々からたくさんのアイディアをいただき、ボランティアもスタッフも一緒に楽しむことができました。

笑顔がいっぱいの一日、ありがとうございました!

 

 

エッグアート

  • 2019.06.11 Tuesday
  • 11:50

5月29日、オープンスペースで、「エッグアート体験」を行いました。

この春から定期的に来てくださっているボランティアさんがとても多趣味な方で、4月には書道体験をしてくださいました。「身近な材料でみんなで楽しめるものを」ということで、今回は卵の殻に絵を描いて楽しみましょうということになりました。

卵に穴をあけて、中身を取りだし(中身はもちろんおいしくいただきました)、ラップの芯を切ったものを台座として貼り付けて、と事前の準備がたくさんありましたが、固いラップの芯を切る作業を、男性の利用者さんが手伝ってくださったり、見本の作品を見て、「いつやるの?」「どうやって中身を出したの?」と興味を持って聞かれる場面もありました。

 

下準備が済んだ卵。

 

そして当日、オープンスペースを開けてすぐに、ボランティアさん、スタッフも驚くくらい、たくさんの人が集まってこられました。「しばらく忙しくて来られなかったけど、今日はどうしても来たかったんです」と言う方もいて、皆さん楽しみにしてくださったことが分かりました。

油絵具で描くテーブルと、ペンや色鉛筆で描くテーブルに分かれて、「絵心がないから困ったな〜」と言いながら、皆さん集中して描いていました。油絵具は初めて触れる人が多く、発色の良さも含めて楽しまれていたようです。

「自分は描かない」という人も、みんなの様子をのぞきに来ては「いいごだ」「きれいだね!」と声をかけていました。

 

 

台座にリボンを結んで、色とりどりの卵ができあがり。

 

仕上げにラッカーをかけて、次の日から皆さんにお持ち帰りいただきました。

楽しい思い出とともに、皆さん大事そうに抱えて帰られました。

身近にあるものを、素敵な作品に生まれ変わらせる楽しみを味わうことができました。

 

2019お花見

  • 2019.04.11 Thursday
  • 12:22

やっと東北にも桜の便りが届き始めたと思ったら、10日夜から雪が降り積もり、一面の雪景色となりました。

今年は冬がなかなか去っていきません。これが最後の雪になるといいのですが・・・

 

雪が降る前の10日日中、石巻ベースはお花見を行いました。

去年はマイクロバスを借りて遠足に行きましたが、席数に限りがあるため、今年はベースの徒歩圏内、日和山公園に現地集合ということにしてみました。とはいっても、歩くのは大変!という方のために、ベースから車での送迎も行うことにしました。

ご近所という気楽さもあってか、これまでの遠足に参加したことがなかった男性たちも参加され、また、以前仮設住宅のお茶会で関わっていた方にもお声掛けをしたところ、お一人が参加され、参加者の中にお知り合いが何人かおられて、出発前から笑顔が見られました。

 

数日前から冷え込んでいたので、お天気と桜の開花状況が気になっていましたが、朝、曇り空ではあるものの風がなく「これなら大丈夫そうだね」とスタッフはまずひと安心。

公園では斜面いっぱいに植えられているソメイヨシノはまだ開きかけでしたが、早咲きの桜や梅、つばき、そして大きなしだれ桜一本がきれいに咲いていました。皆さん、到着すると「あらーきれいに咲いてたね!」「実は日和山公園でお花見するのは初めてなんだよね」と言いながら、あちこち散策していました。(ちなみに、日和山公園はツツジの名所でもあります。)

 

 

全員そろって、まずは桜の下で記念撮影。そして温かいお茶とお弁当をいただきました。食後、誰からともなく「歌って!」と声がかかり、みんなで「花」「さくらさくら」を合唱。民謡の大変上手な女性が「港節」(石巻の風物が盛り込まれた民謡)を歌うと、いつもオープンスペースでは静かに新聞を読んでいる男性が「ドンパン節」を披露してくださり、そのうちに「よし、踊ろう!」という声があがって、みんなで「大漁唄い込み」に合わせて「大漁踊り」を踊りました。毎年、石巻の「川開き祭り」で踊られるものですが、みんなうろ覚えで、「なんだっけ?」「なんだかおかしいね」と笑いながら踊りました。お隣でお花見をしていたグループにも、「まざらいん!」と声をかけて踊りの輪に加わっていただきました。

 

 

体が冷える前に、1時間半ほどでお開きとしましたが、その後、大多数の方がベースのオープンスペースへ移動されました。帰りの車の中で、「良かったね」「楽しかったね」という声が皆さんから出て、嬉しくなりました。

皆さん、オープンスペースに着いて温かいお茶を飲みながら、お花見の余韻に浸って、たっぷりとお喋りをして過ごしておられました。終始、笑顔が絶えない一日となりました。

今回はボランティアさんの参加がなかったのですが、参加者の皆さんが自然に荷物運びをしてくださったり、声を掛け合ってくださったおかげで、とてもスムーズに、和やかな雰囲気で時間が過ぎていきました。「カリタスで出会った仲間たち」が、お互いを大切に思いあう温かい空気で包まれているように感じました。

 

新年度初のイベントは成功!ということで、この後も、いろいろな可能性を探りながら、誰もが安心して楽しめることを考えていきたいと思います。

 

マレット修理講習会

  • 2019.04.02 Tuesday
  • 11:10

桜の便りが聞こえてきたと思いきや、週末は雪が積もり、宮城は冬に戻ったような気温が続いています。

オープンスペースに来られた方も、「クリーニングに出してしまっておいた冬物のオーバーをまた出して着てきた」とおっしゃるほど。本格的な春が待ち遠しくなります。

 

3月28日・29日、石巻ベースのオープンスペースでは、「マレット修理講習会」が行われました。

「マレット」は様々な打楽器のバチのことです。

これまで、仮設住宅やオープンスペースで何度もコンサートを開いてくださっている「すすきだ音楽隊」のメンバー、すすきだ真樹さんが2月にたまたまベースに立ち寄られ、様々な手作業を楽しんでいる皆さんの様子を見て、「私が指導している石巻市の釜小学校の生徒たちのために、マレットの修理を手伝っていただけませんか」と相談してこられたのです。一生懸命に練習をするとマレットはそれだけ摩耗してしまうのですが、子どもたちの手で修理をするのは難しいのだそうです。

さっそくオープンスペースで、手伝ってくださる人を募ったところ、10人ほどの方が手を挙げてくださいました。

 

1日目はティンパニ・マレットの講習会。

すすきださんご夫妻と、講師として仙台フィルハーモニー管弦楽団の三上恭伸さんが来てくださいました。

ティンパニ・マレットは、「ダンバー・フェルト」という楽器用のフェルトを使います。

 

 

 

2日目は、マリンバ・マレットの講習会。

この日の講師は誉田広耶さんが務めてくださいました。

 

マリンバ・マレットには、毛糸をまいていきます。

両日とも2時間ほどの講習でしたが、参加者の皆さんはとても集中して取り組んでいらっしゃいました。

 

できあがったマレットで、シロフォンを鳴らす参加者の皆さん。

誇らしげな表情でした!

釜小学校の子どもたちも参加してくださり、衣替えしたマレットを手にして嬉しそうでした。

 

これからどのくらいのペースで修理の依頼があるか分かりませんが、オープンスペースの利用者さんたちが楽しみながら、地域の学校、子どもたちとのつながりが続いていくといいなと思います。

新たなご縁ができたことに感謝です。

 

東日本大震災から8年

  • 2019.03.18 Monday
  • 14:42

東日本大震災発生から丸8年が経ちました。

3月11日は、石巻では朝から強い雨でした。

震災発生の14時46分、震災で亡くなった方への追悼と復興を願い、オープンスペースで祈りをささげました。

 

14時46分を前に、スタッフのシスターから祈りのメッセージ

 

海の方に向かって黙とうを捧げました。

 

オープンスペースには、花とろうそくを飾り、メッセージボードを作りました。

マリア様の絵は、オープンスペースの常連さんが描いてくださいました。

周りには、ボランティアさん、利用者さん、スタッフがそれぞれ書いたメッセージを貼りました。

 

この写真は後日撮影。千葉県の茂原教会からいただいた寄せ書きも、一緒に飾らせていただきました。

 

8年という月日が経っても、大きな悲しみは消えることはありません。

この年月の間に、新たな困難や寂しさに直面している方もいらっしゃいます。

私たちができることはほんの小さなことかもしれませんが、オープンスペースに来られる方々、戸別訪問などでお会いする方々がひとときでも安心して過ごしていただけるように、また、日本中、世界中から応援してくださる方々がいることをお伝えしながら、これからも活動を続けていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなで作って おいしく楽しく!

  • 2019.02.14 Thursday
  • 14:31

立春が過ぎ、窓から入る日差しが少し強くなってきたような気がしますが、石巻は風が強い! 

オープンスペースに来られる方々は、ある方は帽子をしっかり押さえて、ある方は自転車で風に向かいながらやって来ます。オープンスペースに入ってくると、皆さんホッとした顔をされます。

 

2月13日、石巻ベースでは、みんなで作って食べる昼食会として、「お好み焼き大会」を行いました。

先月のはっと汁のおふるまいの時、「みんなで食べるとおいしいね!」という声が印象的で、今度は参加者の皆さんにも作ってもらったら、もっと盛り上がるのでは、と企画しました。

 

材料の準備のために、事前に参加者を募ったところ、34名のお申し込みがありました。

フライ返しやホットプレートを貸してくださる方もいて、準備は万端!

 

当日、来られた順にくじを引いてもらい、「ねこ」「うさぎ」「いぬ」「にわとり」「ひつじ」5つのテーブルに分かれていただきました。ふだんのオープンスペースとは違って、新鮮な顔ぶれとなりました。

各テーブルから代表の方に出ていただき、まずは材料のキャベツ切り。自ら立候補した男性が、見事な包丁さばきでキャベツを刻む様子に、周りから驚きの声が上がっていました。

 

 

大きなボウルいっぱいにできあがった生地に、豚肉やシーフードをトッピングして、それぞれのテーブルで焼き方が始まりました。

うまくひっくり返すと「ワー!うまい!」とそのたびに拍手が起こるテーブル、今か今かと焼き上がりをじっと見守るテーブル、とそれぞれ様子が違いましたが、焼きあがったお好み焼きを、皆さん「最高においしい!!」と喜んで召し上がっていました。

 

 

ボリューム満点で、皆さんどのくらい食べられるかな?と少し心配だったのですが、2枚、3枚と皆さん箸が進んでいました。大人数での食事はやはり幸せなことだと感じました。

皆さんの協力で後片付けもスムーズに終わり、午後は通常のオープンスペースの形に戻りました。

お好み焼き大会からそのまま残って午後も過ごされた方も多く、いつもの指定席ではなく、お好み焼き大会のテーブルのメンバーで自然に集まって楽しく過ごしている方々がいて、良いきっかけになったように感じました。

 

2月後半はイベントはありませんが、いつものオープンスペースを変わらずに開けていきます。

震災から丸8年となる3月11日(月)は、祈りの一日として、オープンスペースに祈りの空間を作ります。

どなたもお入りいただけます。

ご一緒にお祈りいただける方はぜひお越しください。

 

2019年新春 楽しくおいしいイベントが続いています

  • 2019.02.05 Tuesday
  • 16:16

年明けから、石巻ベースでは楽しい企画が続いています。

2019年最初の更新ですが、どーんとご紹介します。

 

1月9日には、新春イベントとして「はっと汁のおふるまいと映画会」をしました。

「はっと」は「ひっつみ」とも言いますが、分かりやすく言えば「すいとん」。小麦粉を練った生地を手で薄くのばしながらちぎり、様々に味付けをして食べます。「寒い時期だから、お腹にたまって温まるものをみんなで食べよう」とスタッフで話し合い、具だくさんのお汁にはっとを入れた、おいしいはっと汁を作りました。

お昼には、午前中から手芸をしていた人たちを中心に20人ほどの人が集まり、アツアツのはっと汁をいただきました。全員おかわりをしてくださり、中には「4杯食べた」という方も! 「いつも昼ごはんは一人で食べているけど、みんなと食べるとおいしいね!」「わたしも!」という会話を聞き、企画して良かったと思いました。

その後、ホールで「ALWAYS 三丁目の夕日」を上映しました。昭和30年代の懐かしい風景と、人情味あふれるストーリーに、笑いと涙、「昔はこうだったね」「懐かしいね!」という声も聞こえ、楽しいひとときとなりました。

 

はっと汁の写真は撮り忘れましたが…

 

昼食をみんなで食べる機会をまた作りたい・・・と思っていたところに、カリタス南三陸ベースから、「去年、私たちが育てた天日干しのササニシキをみんなで食べるイベントを、石巻でやりませんか」というお誘いがありました。南三陸ベースでは、去年、休耕田を借りて、今は栽培する人が減ってしまったササニシキを育てて、周りの農家の方がビックリするくらい、立派なお米をたくさん収穫したのです。南三陸町とベースがある登米市で、新米を食べるイベントを行い、皆さんに喜ばれています。

石巻ベースでもおいしいササニシキのおにぎりをみんなで作って食べましょう、ということになり、1月30日、「おにぎり大会」を行いました。

オープンスペースに来てくださっている常連の女性たちが朝早くから集まってくださり、豚汁づくりをしてくださいました。南三陸ベースの皆さんが持って来てくださったササニシキを炊き上げ、いそいそと集まってこられた参加者の皆さんがそれぞれ、自分のお腹に合わせたおにぎりを握り、豚汁とともに舌鼓を打ちました。「ササニシキは20年ぶり」という方もいて、皆さんとても喜んでいらっしゃいました。

 

 

南三陸ベースの皆さんは、これまでに草木染め体験などでオープンスペースに来てくださっているので、利用者さんも顔を覚えており、気軽に会話が生まれていました。

活動の中で、カリタスベース同士での交流ができたことは、とても嬉しいことでした。

 

2月に入り、今年の節分はベースがお休みの日曜日にあたっていたため、翌日の4日に、オープンスペースで豆まきをすることになりました。「豆まきをやろうかと思っているんだけど」とオープンスペースで話題を出すと、何人かの方が鬼のお面を提供してくださり、「せっかくなら全員、お面をかぶりましょう」ということになり、利用者さん、ボランティア、スタッフで赤鬼・青鬼・おかめのお面をたくさん作りました。

 

午後の体操が終わった後、男性スタッフがお面と金棒、虎柄のパンツを身につけて登場!

利用者さんたちも皆、お面をかぶって、豆の入った枡を手に、スタッフの「泣く子はいねがー!」(これは、秋田のナマハゲのセリフですが)の声を合図に、豆をまきました。

 

思いのほか、あっという間にまくのが終わってしまい、皆さんすぐに落ちた豆を拾い集めて、さっそくお茶っこが始まっていました。落花生と一緒にチョコレートと、鬼の絵が入った金太郎あめ、みかんもお配りしましたが、それはおみやげにと大事に持って帰られる方がいらっしゃいました。

ほんの短い時間でしたが、季節の行事は楽しいものだと思いました。

インフルエンザが猛威を振るっていますが、ウイルスの鬼もこの豆まきでオープンスペースから退散したことでしょう。

 

2月にはこの後、13日にお好み焼き大会を企画しています。

ちょっとしたイベントでも、皆さんが楽しみにしてくださって、予定を手帳に書き込んでいる姿を見たり、「うちではこんな風にするよ」「昔はこんな風にしてたね」などとお話のタネになっているのを聞くと、こちらも嬉しくなります。

通常のオープンスペースでのお茶っこを基本として大切にしながら、時折、こうした行事を取り入れて、皆で楽しんでいきたいと思います。

 

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986-0875
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TEL:0225-24-9858
FAX:0225-24-9860

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